湯築城へ行ってきました。

湯築城は愛媛を収めた大名家で豊臣秀吉によって取り潰された河野氏の居城として作られたお城です。

現在も2重の堀と要塞部分があった山、平地部分の居住区が残されており、居住区は一部家屋が再現されています。

武家屋敷

平地部分にあった武家屋敷が二棟再建されていました。

そのうち一棟は内装も再現されており、マネキンと一緒に展示されています。

武家屋敷の奥は城主が住んでいた可能性がある御殿と庭園があった区画があり、建物の跡が解るようになっていました。

土塁の断面でこの断面図で堀を作った際の土で土塁が作られたことが解ったそうです。

戦争時に立てこもる山の部分は平地があって曲輪があったことはわかる以外の遺構は殆どありませんでした。

最も高い部分には展望台があってそこから松山城を望むことができます。

この城址は松山城に比べると地味ですが、一時期動物園とかになっていたわりにはかなり遺構が残っていてお勧めです。