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掛川城へ行ってきました。

静岡県の美術館で開催されていた富野由悠季の世界展のついでに足を延ばし、掛川城へ行ってきました。

掛川城天守

掛川城の天守は戦後初の木造建築天守として再建され、正確な外観が不明だったため、同じ山名一豊が建築した高知城が掛川城に似せて建築したとの文献から、高知城の天守をモチーフに再建を行っているそうです。

掛川駅を降りるとすぐに天守が見られます。

天守内部

天守内部は博物館の様になっています。

掛川城 二の丸御殿

掛川城の二の丸御殿は現存する建築で、日本では現存する二の丸御殿は二条城と掛川城の二つしか残っておらず、しかも台所と厠以外は当時のまま、ほぼ残っています。

更に、二条城みたいに廊下から見るだけではなく、ほとんどの部屋に入ることが出来て最高です。

二の丸御殿は偉い人の部屋ほど日当たりが良い部屋で廊下も畳敷き、階級が低くなるにつて日当たりが悪くなり、最終的に畳が無くなり板の間になるという階級社会の格差がありありとわかる興味深い建築でした。

太鼓櫓

二の丸御殿と同様に現存する遺構で元々は三の丸にあったものを移築したそうです。

この櫓はもっと色々撮影したかったのですが、全体像が撮影できる場所がほとんどなかったのが残念です。

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